Reports
2024 Apr 08
日本女子プロサッカーリーグ 経営分析
はじめに
▶今年は、日本でプロの女子サッカーリーグが設立されてから3年目です。本レポートでは、ビジネスの観点から過去2年間を分析し、日本で何が起こっているのかを見ていきます。
▶プロリーグの主な収益源は、チケット収入、スポンサー収入、放映権収入です。これに加えて、本レポートではリーグの社会的役割にも焦点を当てます。
▶本レポートの主な焦点は観客動員です。これを日本のプロリーグの数値だけでなく、近年大きな成功を収めているイングランドのリーグとも比較していきます。彼らは前シーズン、日本が目指していた平均5,000人の観客動員を達成しました。5年前は、日本とそれほど変わらない状況だったことを考慮すると、大きな進歩です。その背景にある要因を探り、今後の成長のヒントを見つけます。
▶現在世界的に成長している女子サッカー界において、日本は他の強豪国に比べて遅れをとっています。本レポートでは、この理由を定量的な分析を通じて探り、今後の成長の糸口を探します。
アジェンダ
1.背景
1-1 プロリーグの確立
2.リーグ概要
2-1 WEリーグについて
2-2 ミッションとビジョン
2-3 WEリーグのクラブについて
2-4 トーナメントとスケジュール
3.観客動員数
3-1 概要
3-2 各クラブの観客動員数
3-3 各節の観客動員数推移
3-4 FAWSLとの比較
3-5 WEリーグ観戦の課題
3-6 問題解決のアプローチ
4.スポンサーシップ
4-1 スポンサーシップの構成
4-2 設立から現在までのスポンサー一覧
4-3 WEリーグのスポンサーシップにおける課題
5.放映権
5-1 概要
5-2 諸外国との比較
5-3 WEリーグ放送の課題
6.社会貢献
6-1 社会貢献の理念
6-2 社会貢献の取り組み事例
6-3 ビジネスとしての発展性
7.結論
7-1 日本女子サッカーの可能性